CX-5はSUVだけあってラゲッジルームが広いですが、内部はカーペット風の植毛素材なので、汚れや水濡れには弱くそのままではアウトドアで使うのに向きません。
私の場合もウインタースポーツや登山など、雪や水、泥などで汚れたものを積むことが多いので気になっている点でした。
マツダ純正アクセサリーには3種類ほどラゲッジマット(ラゲッジトレイ)がありますが、今回はそれよりも少し安価な社外品を購入し、CX-5に取り付けました。
購入
今回購入したのはサムライプロデュース製のラバー素材ハードタイプのラゲッジマット。前回の記事で「在庫がなく揃うまで…」と書いてあったのはこの製品でした。
こちらの製品には、ラゲッジマットのみの1ピースタイプと、リアシート裏面までカバーする4ピースタイプの2種類がありますが、私はリアシートを倒してスキーなど長尺のものを積むことがあるため、リアシート裏を保護できる4ピースタイプを購入しました。
4ピースタイプは11,800円、1ピースタイプは6,280円と、シート裏面分の価格差が大きいので、シート背面の保護を必要としない場合は1ピースタイプの方がお得です。
マツダ純正か社外品か
冒頭で述べたように、マツダ純正のCX-5用アクセサリーには3種類のラゲッジマットがあります。
サムライプロデュースの商品にもっとも近いのはラゲッジトレイ(ハードタイプ)でしょう。
シートバックまで保護されているのも同様ですし、マット中央を折り曲げてラゲッジ下の収納スペースにアクセスできるのも同じです。唯一異なるのはマット最後部の左右小物入れへアクセスするための折れ目が、純正アクセサリーには付いている点でしょうか。
ただハードタイプのマットは、ソフトタイプのものなどと比べてロゴなどはないため、あまり純正アクセサリー感がないのも事実です。
なので個人的にはソフトタイプを購入する場合は純正アクセサリーを、ハードタイプを購入する場合はサムライプロデュースのものをオススメします。
取り付け
まず取り付けたビフォー・アフターの写真を。
取り付けは非常に簡単で、ラゲッジフロア部分の1Pマットは敷くだけ、3Pマットは裏面にマジックテープが貼り付けてあるので、剥離紙を剥がしてシート裏面に貼り付けるだけです。
インプレッション
ラゲッジマットはジャストフィットで、ぴったりと嵌るようにできており乱暴に扱っても全くずれることはありません。
マット中央部は折り曲げるための折り目が付いており、ラゲッジ下収納にアクセスするときもマットを全部剥がす必要はありません。
とはいえ、MOPでBOSE10スピーカーを設定している場合はラゲッジ下にウーハーが入っているため、ほぼ収納スペースがなくアクセスすることは全くないですが。
シート部分はマジックテープで固定されているため、貼り付け時に位置がずれても簡単に貼り直せますし、車中泊などで凹凸が気になり、一晩だけ取り外したい時なんかも簡単に脱着できます。
シート裏面に取り付けたカバーには下側にベロが付いており、シートを立てている時は上のように折りたたまった形になります。シートを倒すとベロが伸びて、空いたマット同士の隙間も保護することができます。
また、シート裏面にあるトップテザーアンカレッジ(ISOFIXチャイルドシートの固定用アンカー)は埋まってしまいますが、その部分だけ枠が付いているので、カッターで切り取ることでラゲッジマットをつけたままでも使用できます。
この部分は下にごく小さな収納スペースがありますが、このマットはここもカバーしています。マットに折れ目はないため、アクセスするのは中央部分から折り曲げないといけませんが、私はここにものは入れていないので特に気にしていません。
また、マットのフチは写真のように全周が高く作られているため、水を大量にこぼしても下に染み出すこともありません。
防水性ですが、ハードタイプなのでこのように水をこぼしても全く問題ありません。泥などの汚れもタオルでささっと拭き取ればOKなので、ラゲッジルームへ汚れたモノを載せるときにも、躊躇いがなくなりました。
長尺のスキー板を載せるとこんな感じ。スキーのような細いものであれば、中央のシートだけ倒せば搭載できます。
スキー板は滑った後に残った雪でシートが濡れますし、ビンディングやエッジなどでシート裏やラゲッジルームのカーペット素材にダメージを与えてしまうことがあるので、ハードタイプのマットの恩恵は計り知れません。
まとめ
サイズがピッタリで品質も高く、価格も純正品よりも安いため、非常に満足のいく買い物でした。
アウトドアなどやスポーツで汚れたものをよく載せることがあり、ラゲッジマットを検討されている方は検討してみてはいかがでしょうか。