CX-5のエクステリア、基本的には不満がないのですが、一点だけ納得いかない点があります。
それが「ウィンドウトリム」。簡単にいうとサイドウィンドウの周りにある窓枠のことです。
外観をあからさまに弄るのは好きではないのですが、こればっかりは見るたびに自分の中でモヤモヤしてしまうので、今回とあるパーツをとりつけました。
半分足りなくない?
まずこれはCX-5の7人乗りバージョン、売れに売れているCX-8の写真です。
サイドウィンドウをぐるりと囲むように、メッキのパーツが付いていますよね。これがウィンドウトリムです。CX-8は全グレードでこれが標準となります。
そしてこれがCX-5。
ウィンドウトリムは下半分には付いていますが、上半分は樹脂がむき出しになっています。特にCピラーの後方にある三角窓の部分は、ちょうどメッキパーツが半分になっているのがぱっと見ですぐにわかりますよね。
これはCX-5とCX-8の差別化なのか、それともスポーティなイメージを出すためにあえてこのデザインにしているのかはわかりませんが、私はどうもこれが変に見えてしまってならなかったんですね。
もし上の写真のように、純正DOPのドアバイザーが付いていれば、そこまで気にならないのかもしれませんが、私はドアバイザーでCX-5のデザインがスポイルされてしまうのが嫌だったのであえてつけなかったこともあり、納車されて自分の車を見ると余計に気になってしまって…
購入
というわけで、納車後の割と早い段階から、ウィンドウトリムをどうにかしようと動いていましたが、マツダの社外パーツを手がけるサムライプロデュースがドンピシャな製品を作ってくれていました。
サムライプロデュースはデミオの時にもウィンドウトリムを購入しており、その品質の高さは知っていたので、他社ではなく今回もこちらで購入しました。
購入したのは1月頭ですが、一緒に注文していたものの在庫がなかったためそちらが揃うまで発送されず、実際に取り付けたのは1月下旬でした。
取り付け
商品は平べったい巨大なダンボールに入って到着。専用の緩衝材に綺麗に収められていました。
また、貼り付け時に使用する3M・PACプライマー(イソプロピルアルコールの脱脂・粘着補助剤)と保護のためのマスキングテープが付属します。
両面テープはすでに貼り付けられており、写真のように貼り方も綺麗だったので、両面テープの追加などはしませんでした。デミオの時は若干貼り方が甘く隙間も多かったので、同じ両面テープを買い足して追加しましたが、この辺りはかなり改善されているようです。
作業は簡単で、まず両面テープを剥がさずに車両に当ててみて貼り付け位置を確認し、貼り付ける面にプライマーを塗布。
プライマーがボディに付着すると塗装を侵しますので、事前にしっかりとマスキングを行うことも重要です。
その後、両面テープの剥離紙を剥がして慎重にウィンドウトリムを貼り付けていきます。
この時、長いパーツの場合は剥離紙を全て剥がさずに、端から貼り付けに合わせて徐々に剥がしていくと、ズレがなく綺麗に貼り付けできます。
割とゆっくり丁寧に作業して、左右6箇所のウィンドウトリムを取り付けるのに30分ほどかかりました。
ビフォーアフター
こちらが取り付け前。こうしてみるとやはり右の半分の部分が気になりますね。
そして取り付け後。
メッキの色も元々CX-5に付いている下半分とほとんど違いがなく、まるで純正のCX-8のような感じに仕上がりました。
買ったばかりで外装を弄るのは気が進みませんでしたが、これならまるで元々付いていたかのような仕上がりのため、個人的には非常に満足しています。
CX-5も最近かなり増えてきたので、こういったところで密かに差別化ができるのも嬉しいですね。