DJ系デミオは、インテリアの多くのパーツを上位車種であるBM系アクセラと共通化しており、それがコンパクトカークラスでは型破りとも言えるインテリアの上質さに繋がっていると思います。
ただ、なんでそこ削っちゃったの?ってくらいよくわからない部分をコストカットしているところもいくつかあります。その一つがマップランプ部分にある「オーバーヘッドコンソールパネル」です。
上の写真を見ても現行デミオに乗っている人以外は、標準装備のデミオと何が違うのか全くわからないと思います。あ、ランプはLED化してますけどね。
実は、現行デミオは納車状態では上のようにサングラス等を入れられるスペースがないのです。
もちろん上位車種であるアクセラには全グレードでついていますし、同じシャシを共有する小型SUV、CX-3でも標準装備です。なんでデミオだけ、という気持ちよりなぜそこを?というレベルなのですが。
また、このDOP(ディーラーオプション)、私の納車時にはアクセサリーカタログに乗っていませんでした。今年の春〜夏頃にラインナップが更新されたようで、
フロントブレーキキャリパーの塗装(ゴールド、レッド、ブルー)や、不自然に空いていたリアのリフレクターレンズ(これはサムライプロデュースでほとんど同じものが去年には発売されてましたね。私も付けています)なんかが追加されていました。リフレクターレンズ、純正品にしても13,000円は高すぎる気がしますけど。
というわけでウェブ版アクセサリーカタログを見ていて見つけてしまったからには居てもたってもいられず、ブルーワイドミラーと同時に発注しました。
ブルーワイドミラーは3営業日ですぐ来たんですけど(レビュー記事参照)、
オーバーヘッドコンソールは3週間くらい待ちましたね。 施工時間は1時間くらい、担当営業さんと話してたらすぐでした。価格は工賃込みで9,719円。LEDランプも移設してくれました。ただ一つだけ作業ミスが...(後述)
サングラス入れ一個のために1万円はどうなのよ、って話ですけどサンバイザーにクリップなんかでつける社外品はかっこ悪いのばっかりだったので。
プッシュ開閉式の、至って普通の収納です。内部は傷など付かないように、黒色のフェルトで内張りされています。また、サングラス収納スペースの分だけマップランプの位置が後ろに下がります。
さらに、ヘッドコンソールパネルの全長が標準の1.5倍くらいになり、いろいろ良くわからない装飾が付きます(本当に何の意味があるのかわからない)。
収納は意外とスペースが小さいので、曲率の大きいスポーツサングラスなんかは入らないかもしれません。
コストパフォーマンスはお世辞にもいいとはいえない装備ですが、センターコンソールやグローブボックスにサングラスケースを入れていちいち取り出す手間がなくなるのはありがたいです。
前述の作業ミスですが、これを取り付けたあと、マツダコネクトのハンズフリー通話が出来なくなる現象が発生しました。どうやら車内側のマイクがコンソールパネルのメッシュの部分(上の写真で運転席側マップランプの下、ルームランプスイッチ右)にあるようで、交換時にマイクのコネクタを接続し忘れていたとのこと。
車内でのハンズフリー通話はたまにしかしないし、音声コマンドも使わないので大した問題じゃなかったのですが、一応ディーラーで直してもらいました(多分コネクタつなぐだけ)。