デミオのリアバンパーには明らかになにかが付く予定だったくぼみが有り、なぜここにリフレクターやフォグランプがついていないのか、とDJ乗りの中では不評でした。
そこで3Mのリフレクターをカットして取り付けたり、サムライプロデュースのリフレクターレンズを購入するのが流行しました。
ただこちらの商品は、単に板を貼り付けるだけなので奥行き感は無いし、光を反射する機能もないダミーリフレクターなので、どうしても安っぽさは拭えない感がありました。
そんな折、今年の夏のアクセサリーカタログ更新で、純正のリアアクセントレンズが追加されたので、今回ディーラーにて取り付けてもらいました。
(マツダのアクセサリーページから引用)
とは言っても、こちらのアクセントレンズにも反射機能はありません。
ただし、バンパーの凹んでる部分を切り取り、そこを内側から覆うようにして取り付けるため、奥行き感が出て、あたかもリアフォグランプのように見えるのです。
また、現在ではリアフォグランプの設定はありませんが、レンズの中に電球を入れるためのソケット口まで用意されているため、そのうちリアフォグが設定された際は追加できる可能性があります。
連動スイッチなどが必要なことを考えると取り付けは大変そうですし、価格も2万円を超えてきそうな感じもありますが...
なお、このアクセントレンズ、純正パーツを直販しているショップやディーラーから購入し、DIY(自分でつける)という手もありますが、正直言っておすすめしません。
私は今回ディーラーで取り付けてもらいましたが、作業に賞味3時間を用しました。予め時間はディーラーもわかっていたようなので、作業中に代車を出してもらえましたが。
一見簡単そうに見えるこの製品、実際の取り付けはメカニック2人がかりで、かなり大変な工程のようです。まずリアバンパーを外さないと取り付けできませんからね...
価格の内訳が、レンズ8000円工賃5000円くらいだったと記憶していますが、この工賃ばかりは適正どころかもっと取っても良いレベルですね。
純正のリアアクセントレンズを取り付けた状態でこんな感じになります(バンパー汚くて申し訳ないですが)。
貼り付けるだけのサムライプロデュースの製品よりもずっと「もともとそこにあった」感が強まり、かなり気に入っています。奥行き感もしっかり出ていて、早くここにリアフォグランプを付けてみたくなってしまいますね。
国外仕様のMazda2にはリアフォグランプの設定があるようなので、そのうち日本でも発売されるのは間違いないでしょう。パーツはあるけど保安基準がゴニョゴニョ、という状況なのではないかと考えています。
あまりお安いアクセサリーではないですが、リアビューがぐっと締まって満足感も高いので、オススメのオプションです。
自分で作業できる、という猛者は兵庫パーツさんが楽天で売っていますので、試してみてください。