デミオ=MAZDA 2
Mazdaの現行車種*1は海外でも販売されていますが、日本における車名とは異なる名前で販売されています。
これはマツダに限ったことではなく、ほとんどの国内メーカーは海外向け車種で名称を変えています。トヨタで言えばヴィッツはYaris(ヤリス)、同プラットフォームのHV、アクアはヤリス・ハイブリッド、といった具合です。
マツダのクルマは、海外名も欧州らしく、英語・番号で表記されます。
例えばアテンザ(ATENZA)はMAZDA 6、アクセラはMAZDA 3と言った具合で、車格(セグメント)に合わせた番号がそのまま車名になっているのです。
▲先代までのアテンザ(MAZDA 6)と現行(GJ系)エンブレム。MAZDAのフォントも昔のものから最近のものに変わっています。ディーラーでは上のMAZDAロゴが掲げられているところもまだまだ残っていますね。
ちなみにCX-3、CX-5はそのまま同じ名前で、ロードスターはMX-5の名前が代々受け継がれています。NA, NB系の「ミアータ(Miata)」は聞いたことがある方も多いでしょう。
私は別にデミオという車名が嫌いではありません。前型までの激安コンパクトカーというイメージは徐々に薄れていますし。
ただまあ、新型デミオもかなり増えてきたし、他のクルマとはちょっと違うアクセントとして付ける(と自分に言い聞かせた)ことにしました。
注文
ディーラーでも言えば取り寄せてくれるらしいのですが、取りに行くのも面倒なので今回は通販で。LONG AUTUMNさんがネット上で最安値だった(4000円)のでそちらで購入。
ネット上で販売されている逆輸入パーツは主にUKマツダとAUマツダですが、どちらを選んでも結局日本製であることに違いないのでその時安い方で良いと思います。
日本で作ったものを外国に輸出して、またそれをわざわざ輸入して通販で購入しているのだから、よく考えたらバカバカしいことこの上ないですよね。
取り付け
作業前の写真。厚みのある耐候性両面テープで貼り付けられているので、ドライヤーなどで暖めながら釣り糸を通して剥がします。エンブレム上下左右にマスキングテープを貼ると、他の塗装に負担も掛からずエンブレムを貼るときの位置合わせにもなるのでおすすめ。
どんなに頑張って剥がしても接着剤痕は残るので、上のようなシール剥がしなどを使って綺麗にしましょう。今回は家にあったコクヨのシール剥がしを使いましたが、どこに貼っていたかわからない程度まで痕を消せました。その後脱脂します。
貼り付けたところ。MAZDAの部分と2の部分は別体なので、貼付け時にズレないよう注意。先にマスキングテープに合わせて「MAZDA」を貼り、上のマスキングテープだけ剥がして「2」を貼るとうまくいきます。
ちょっと人とは違うものを、という方にはおすすめ。ただしなんで2なの?と聞かれても、長々と薀蓄を語るのはやめましょう。
*1:OEMの軽やビアンテなどのワンボックスカーを除く