都市開発シムの大本命、Cities: Skylinesが3月10日にローンチされました。聞くところによると一週間たたずに50万本売れたとか。
それよりなにより、Simcityで対応されなかったOSXプラットホームが本タイトルは正式対応ということで、飛び跳ねそうなくらい嬉しいことです。
ただ、Steamの必要環境の欄には「Does not support Intel Integrated Graphics Cards(インテルのオンボードグラフィック[統合GPU]はサポートしてません)」の文字があり、落胆しました。
Macでビデオカード乗ってるのなんて一握り、それも最高級モデル(MBP15"の松モデルとか)だけ。ほとんどのユーザの使用環境はIntel HD Graphicsだと思います。
しかし、最低環境のグラフィクスがGTX260なので、Iris5100ならそこそこ動くんじゃないのか、と思いSteamで購入しプレイしてみました。
Macbookでプレイしてみた
プレイ環境はMacBook Pro Retina 2013(Late), Intel Core i5 2.4GHz Dual Core, 8GBRAM, Iris5100 統合GPU, OS X Yosemite 10.10.2です。
ちなみに海外フォーラムでも同じような質問があり、MBAのIris5000でも動作しているとの情報がありそれを信じたことも理由の一つ。
結果から言いますと、「問題なく動作するし、そこそこストレスなく遊べる」です。
上のスクリーンショットは最初の市域で半分ほど開発した状態(都市のセンスがないのは目をつぶっていただくとして)。
この程度であれば、画質設定をLow〜Midiumにすればガクガクすることもなく遊べます。トラッフィックや人間の動きを設定する項目がないので、ズームするとさすがにスクロール時にはかくつく時がありますが、都市開発を行うという状態の拡大率であれば問題ないと思います。
画質設定ごとの体感速度
▲画質設定VeryHigh
▲画質設定Midium
上の二枚は、ほぼ同じ位置から画質設定だけ変えてスクリーンショットしていますが、ディテールやシェードなんかは体感的にはMidiumでもあまり差を感じませんでした。
細かく見ていくと建物の屋根にジャギーが出てたりだとか、影の処理が甘かったりしますが、この倍率でゲームをすることがまずないので個人的にはMidiumで楽しく遊べると思います。
設定VeryHighはスクロールですらフリーズしそうになるので私は諦めました。
また、フルスクリーンモードでプレイする場合はもう少し設定を厳しめにしたほうがいいかもしれないです。
ファン回りっぱなし
なんにせよ、MBPへの負担は相当なものなようで、Magsafeアダプタをつけていないとあっという間にバッテリーは切れるし、ファンは最大回転数で回りっぱなしなので相当要求スペックは高いのでしょう。ただ昔のオンボードグラフィックの常識からすれば恐ろしい進化だと思います。
これから都市の発展につれてゲームのパフォーマンスがどう変化するかまだわかりませんが、今年最高になるであろう都市開発シムをMacで遊べるのは間違いなく素晴らしいことです。