北海道も気温が20度を超える日が増えてきて、ようやくロードバイクのシーズンを迎えました。自転車に乗れない時期が半年近くもあると、流石に色々なことを忘れてしまいますね。
今回は、ロードバイク準備のひとつとして、ハンドルバーテープの巻き直しを行いました。
ワンタッチジェル購入・開封
今回はAmazonで購入。約3,600円と、ハンドルバーテープとしてはかなり高価な部類ですが、価格に見合うだけの品質でした。
ちなみに、プロロゴからはいくつかバーテープが発売されており、今回購入したワンタッチジェルの他にも、ジェルのない普通のワンタッチ、2016年から発売された12色展開のワンタッチ2があります。エンド部とバーハン部にアクセントカラーが入った代わりに、無印にあるprologoロゴがブラックになり、目立たなくなっています。テープ自体の素材も変わっているようなので、その辺りは好みですかね。
箱から出すとこんな感じ。STIブラケット部分に貼るテープが付属するのはありがたいですね。エンドテープ、エンドキャップにもしっかりとプロロゴのロゴが入っています。ただ現段階では一体何がジェルなのかよく分かりません。フィジークのバーゲルのようなものが入っているわけでもないし...
取り付け
こちらがもともと着けていたOGKカブト BT-06。昨年、急ぎで付けなければならない時に、イオンバイクで売ってたものをとりあえずでつけたもの。
非常に薄手で、ダイレクト感が高いのですが、ロングライドにはてんで向かず、あまり好きなタイプではありませんでした。
とりあえず全部剥がします。昨年コンポーネントを105+アルテグラにDIY交換した時以来ですが、旧型STIレバー(5600系)なので、ブレーキケーブルのみ内蔵されるタイプ。シフトフィールもあまり良くないし、早いところ新型に交換したいです。
そしてバーテープを巻いていくのですが、驚いたのがテープ裏の剥離紙を剥がした時でした。
バーテープの裏にはだいたい薄手の両面テープが貼ってあり、それでハンドルと固着をするのですが、ワンタッチジェルの場合はなんと厚みのあるプニプニのジェルが!
「ワンタッチジェル」という名前の意味がよく分かりました。
このジェル、しっかりと粘着力もあり、しかも貼ってすぐなら1、2回は巻き直しが可能なようです。というのも、最初に交換した右ハンドルで、STI部分の折り返しを間違え、バーハン部からのロゴが見えなくなってしまう巻き方をしてしまったため、ドロップ部分まで剥がして巻き直したのですが、接着力に衰えはなく巻くことができたためです。
普通のバーテープだと紙系の両面テープを使用するため、巻き直すと破れてしまったり剥がれてしまうことがあったのですが、ワンタッチジェルの場合はその心配はなさそうです。
巻き終わったのがこちら。ロゴがだんだんズレていってるのは目をつぶってください。
巻いてみるとかなりロゴの自己主張が激しいですね。「空が灰色だから」にこんな感じの怖い話がありましたね(3巻収録。興味のある人は「空が灰色だから ただ、ひとりでも仲間がほしい」で検索してみてください)。
バーテープはもう何度も交換しているはずなのに、その度にやり方を忘れてネットで調べています。もっとハードに乗って3ヶ月に一回交換とかにでもしない限りは、毎回こんな感じになりそうですね。
感想
交換後、家の周りを2、3km走ってきました。
BT-06に比べると、ジェルのおかげでハンドルの振動は大幅に抑えられ、しかもテープの厚みでハンドルがやや太くなるためしっかりとグリップできて安定しました。
どうやら私の場合、厚みのあるテープで握りこんでグリップするほうが、向いているようです。
6月末に120kmのロングライド大会に出場する予定なので、その時どうなるか楽しみです。
太めのバーテープが好みの人には、ぜひともオススメしたいバーテープでした。