誕生70周年で価格もメモリアルな「ピース・クラシック」を買ってみた

ピース・クラシックトップ

JTから発売されているロングセラーたばこ「ピース」シリーズは今年で発売70周年。

戦後間もない時期に「外国産たばこに負けない国産たばこ」を標榜して発売され、以降愛煙家から愛され続けながら、ラインナップを増やしつつ今日まで販売が続けられています。

ちなみに、ピースファミリーで一番最初に誕生した両切りたばこ「ピース(10本入り)」は当時、普通のたばこが10本で高くても60銭で買えたのに対して、10本で7円と10倍以上もする「超高級品」でした。

今回70周年を記念して販売された「ピース・クラシック」の価格は1500円。

普通のたばこの3倍もするこの商品ですが、往時を考えればそこまで高いものではないのかもしれませんね。

今回この「最高級品」を買ってみましたので簡単ですがレビューしたいと思います。

販売店が非常に限定的

以前このブログで紹介した「ザ・ピース」はイオンのタバコ売り場でも手に入るくらいには入手性があったのですが、「ピース・クラシック」はそれよりも販売店が削られており、私は札幌に行ったついでに買う羽目になりました。

なお、限定銘柄を取り扱っている店舗はJTのサイトで検索できます。

そういう販売戦略なのかどうかは不明ですが、JTと懇意にしている「タバコ専門店」に限り卸しているようです。

通年販売商品になった「ザ・ピース」と異なり、「ピース・クラシック」は期間限定商品ですから、希少性を煽る狙いもあるのでしょう。

 

 

開封の儀

外箱

ピース・クラシック外箱

箱の形状などは「ザ・ピース」と同じで、紙箱をフィルムシールで包み、その中にたばこの入った缶が封入されているタイプです。

タバコ葉なのか月桂樹なのかわかりませんが、黒地に唐草模様(ペイズリー柄?)のプリント、その上に金の箔押しと一目で高級さが伝わってくるパッケージに仕上がっています。

タール・ニコチン値

タール・ニコチン値

タール・ニコチン値は10/1.0mgと、「ザ・ピース」「ピース アロマロイヤル」と同じ。普段ロングピースを吸っている方にはやや物足りない値になるでしょうか?

缶ケースと警告表示

ピース・クラシック缶

箱のなかから取り出したるは「ザ・ピース」でお馴染みの缶ケース。

法令で決まっているから仕方ないですが、相変わらず野暮な警告表示です。

せめて裏面にでも表示できればいいんですけどねえ。

シーリング

ピース・クラシックシーリング

ザ・ピースではピース紺だったシールも箱に合わせて真っ黒に。黒と金というのは一歩間違うと下品な色使いになりがちですが、その点「ピース・クラシック」は上手くやっていると思います。

さて、いよいよシールを開けてみます。シール付き缶入たばこで最も楽しみな瞬間です。

 

 

シール開封・内容物

缶の中身1

開封すると熟成したウイスキー様のアロマがぶわーっと広がります。

至福。

続いて蜂蜜のような甘い香り。いつも吸っているアロマロイヤルもいい香りがしますが、これはやはり別格ですね。いつまでも嗅いでいたいような芳しい香りです。

「ザ・ピース」よりも香りの濃度が高く、早く飲んでみたい衝動に駆られます。

 

ピース・クラシック1

一本取り出してみました。フィルターはアロマロイヤルと同じもののようで、チャコールなどは入っていません。

 

ピース比較

常喫のピース・アロマロイヤルと並べてみました。長さはどちらも同じスーパーキングサイズ、フィルター長や径なども同一でした。巻紙の素材のみが異なっており、「ピース・クラシック」のほうが僅かに巻紙の模様が薄く見えました。

 

 

ピース葉比較

葉のつまり具合・色・カットなどを比べてみます。

ちなみに、ピースは主にバージニア葉を主体としたブレンドです。

葉のつまり具合・カットは差がありませんでしたが、右の「ピース・クラシック」のほうが僅かに薄い色をしていると感じました。

レビュー

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気になる喫味のほうですが...非常に美味です。

私の拙い語彙では上手く言い表せませんが... ザ・ピースよりもどっしりと重いのに嫌な味が全く残らずに、心地よい余韻が残ります。ここらへんがブレンダーの上手いところですよね。

また香りも特徴的で、フルーツのようなエステル香、どことなくバナナや梨を感じさせるような絶妙な甘さが広がります。これは特に、蒸かして鼻から吐き出した時に強く感じることが出来ました。

ザ・ピースで完成させたブレンドの良い所を上手く残したままに、さらに華やかかつ濃厚にした、なかなかの名品だと思います。

ただ「ピース」の代名詞である「バニラ香」は若干薄いかな?とも感じました。ですがピースを吸っている方でこれを嫌いという人はいないのではないか、と思えるブレンドに仕上がっています。

とはいっても、一本あたりの価格が75円という、おいそれと吸えるようなタバコではないので、良いことが有った日にお気に入りのウイスキーとともに1,2本...というのがベストなのかもしれませんね。