サドルを求めて幾星霜 プロロゴ スクラッチ プロ プラス購入・レビュー

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サドル選び。ロードバイク乗りにとっての永遠の課題とも言えるかもしれません。

私も一時期しっくり来るのを見つけたはずだったのですが、シーズンが変わって久しぶりに乗ってみたところ、全く合わなくなっていました。もう尻が痛いのなんの。

おそらくこの時にステムを換装したために、ポジション出しも変化していたのかと思いますが、とにかく今までのサドルはどの位置にしてもダメだったので、サドルの買い替えを検討しました。

私のサドル遍歴

selle ITALIA X1(完成車についていた)

貰いもののVELOのエントリーサドル(意外と良かったけど、座面が破けた)

selle ITALIA SLR XP(去年まではこれで良かった)

Fizik ARIONE(今シーズン初サドル。ネットでこれが合わない人はいないという情報を鵜呑みにして購入したがビックリするくらい合わずに即売却。個人的に最強の拷問サドル)

selle ITALIA SLR XPに戻す

という、まあロードバイク乗りの例に漏れず、色々と彷徨っておりました。

Fizikは個人的に憧れというか、いつかは使ってみたいという気持ちが大きかっただけにその落差が酷かったです。あんな拷問器具みたいなサドルがあるとは。

で、selle ITALIA SLR XPに戻したのですがこれもまた違和感があるというか、お尻の落ち着きがなくなっている。多分ここ1年で3キロ近く太ったしわ寄せが来ていたのでしょう...

 

 

選定

という訳で、いろいろ形やサイズなどを検討し、

・アリオネ↓みたいなサドル後部が長いタイプは合わない

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・骨盤の幅がやや大きいようなので座面幅も140mm以上のものが良さげ

・座面はフラットではなく緩やかなアーチを描くもの

・どちらかというとコンフォート寄り、クッションが多めのものを選ぶ

・重さに関しては今回そこまで考慮しない

・価格は15000円程度まで

ということから、いくつか候補は上がったのですが、見た目がカッコいいこと(重要)、

ツールでも、プロがスポンサー製品を蹴ってまで使っていることが多いという情報にやられて、

「Prologo SCRATCH PRO PLUS 143 TiroX」を購入。

プロロゴサドルの分類

プロロゴサドルには大きく分けて3つのサドルがあり、

・ゼロ(Zero) フラット形状

・ナゴ(Nago) セミラウンド形状

・スクラッチ(Scratch) ラウンド形状

の3種類があり、大雑把ですが上のほうがレース寄り、下のほうがロングライド寄りと言われています。

さらにレール材質によって

・ナック(ナノカーボンファイバー)

・TiroX(ステンレス合金)

・T2.0(クロム合金)

に分かれており、上に行けば行くほど軽く価格は高くなります。

また座面幅にも選択肢があり、134mm、141mm、143mmなどサドルによって幾つかのラインナップが存在します。

さらにさらに、溝や滑り止めの有無でもラインナップが別れており、

・CPC(Connect Power Controlの略らしい)素材による滑り止め加工

・パス(後方から中央部にかけて溝または穴があり血流を阻害しない)

・プラス(中央〜前方にかけて溝があり尿道の圧迫を阻止する)

・デア(女性専用モデル)

など、それぞれを組み合わせるととんでもない数のサドルがラインナップされています。

選び方として、最善なのは「プロロゴの正規取扱店且つ『プロロゴ MY OWN*1』が置いてある場所で自分の骨盤幅と角度を測った上で相談して買う」のが一番だと思います。

私は札幌まで行くのが面倒だったので吟味した上でネットで合いそうなのを買いました(かなりリスキーなのでおすすめしません)。

購入

今回は楽天市場で最安値だった「自転車館びーくる」で購入。134mmが11000円で143mmが14000円なのが謎(本来サイズによる値段の違いはない)でしたがそれでもネット最安値でした。

 

レビュー

 

 

外観

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包装にお金を掛けていないのは、その分をサドルに還元しているから説(どんなものにでも適用できる魔法のワード)を信じている私としては好感の持てるパッケージングです。

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座面を後ろから。かなりクッションが入っており期待できます。ただし押してみるとかなり硬いです。スクラッチは場所によりクッション素材を変えているとのことですがよくわからず。

ちなみにプロロゴのサドルは、後面のプラスチック部分を交換でき、各色に加え国旗カラーも存在するので好みに合わせてコーディネートできます。また、FizikのICSのように専用のクリップを使えばテールライトやサドルバッグを取り付けることも可能です。

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裏面。今回は上にも書いたとおり143mm幅のものを購入したので裏にもバッチリ書いてありますね。

取り付け・使用感

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とりあえずシェイクダウンということで、札幌近郊ロードバイク乗りの定番コースである支笏湖へ行ってきました。往復おおよそ70km。行きは400mくらいの標高をひたすらダラダラと低勾配で登り続けます。

懸念していたお尻の痛みはほぼ0!座面幅が広くなったことで骨盤が安定して座ることができ、かなりいい感じです。

しかし25km地点から股間に異変が。なんか陰部の感覚が全くないぞ...?

尿道を圧迫しない溝が付いているはずなのに血流が阻害されてエライことになってました。生々しいので詳細な描写は避けますが...

とりあえずバイクを降り、道端に座って休憩。少し行った先に休憩できるベンチがあったはずなのでそこまで半分立ち漕ぎで移動。

ツールセットで角度を調節しやや座面後退。これで楽になりました。少し走って目的地到着。カフェでコーヒーとケーキを頂き、1時間ほどのんびりし帰路へ。

帰りは獲得した標高を下り続けるだけなので、アベレージも余裕で30kmを超えらくらく帰宅。

しかし、いままでロードバイクで陰部がおかしくなったことがなかったので割りと焦りました。冷や汗をかくくらい...

個人的な感想ですが、尿道の溝がついた「プラス」じゃなくても良かったかも?という感じです。サドル沼終点とはまだ言い切れない感じはありますが、しばらく使い続けてみようかな、と思えるサドルに出会うことが出来ました。

*1:プロロゴのサドルフィッティングシステム